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半自動溶接加工って何?金属の種類と溶接方法の相性も解説!

こんにちは!
愛知県高浜市に本社を置き、愛知県知多郡や名古屋市などでアルミ加工・溶接加工・パイプ曲げ加工を請け負っている株式会社二村工業所です。
今回は私どもが得意とする半自動溶接加工がいったいどのようなものなのか、そして金属の種類と溶接方法の相性について簡単に解説いたします。
半自動溶接加工について興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ参考にご覧ください。

半自動溶接加工の基本


半自動溶接加工は「トーチ」と呼ばれる加熱器具で金属を溶かし、2つの資材を接合させる溶接方法のことで、この際に使用するワイヤーが自動で供給されるという点が大きな特徴です。
自動でワイヤーが供給されるのであれば、なぜ全自動ではなく半自動なのか?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その理由は至って簡単で、ワイヤーは自動で供給されても溶接作業自体が自動になるわけではないからです。
半自動溶接加工は画期的な溶接技術であるとともに、溶接作業を行う職人の高度な技術が求められるので、依頼する際は半自動溶接加工に特化した業者を探すことをおすすめいたします。

金属の種類と溶接方法の相性

ここからは、半自動溶接加工の中でよく利用される金属の種類と溶接方法の相性を解説いたします。
まず鉄の溶接でよく利用されるのが、炭酸ガスを使用するCO2溶接です。
炭酸ガスを20%、アルゴンを80%含んだ混合ガスを使用する溶接方法をMAG溶接といい、鉄・ステンレスの加工に適しています。
そしてアルミ・ステンレスを加工する場合は、MIG溶接と呼ばれるアルゴンガスと2%の酸素で構成された混合ガスを使う方法があります。
半自動溶接加工のよさを活かすためには金属の種類と溶接方法の相性も、しっかりと考えなくてはなりません。

画期的な溶接技術でワンランク上のものづくり


半自動溶接加工について簡単に解説いたしましたが、参考になりましたでしょうか。
工場や建設現場での溶接加工をご希望の皆さま、安全性が高く見た目も美しい画期的な溶接技術をぜひ体感してみませんか?
半自動溶接加工は、熟練のスタッフが対応することで工期短縮も期待できるので、納期についてお悩みの方もぜひ一度ご相談いただけますと幸いです。
皆さまからのお問い合わせを心よりお待ちしております!
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。