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加工依頼が多いアルミ材の種類と特徴

こんにちは!
愛知県高浜市に本社を置き、愛知県知多郡や名古屋市などでアルミ加工・溶接加工・パイプ曲げ加工を請け負っている株式会社二村工業所です。
アルミ加工の依頼をご検討中の皆さま、アルミと一口にいっても、さまざまな種類があるということをご存じでしたか?
今回はこれからアルミ加工が必要となる方に向けて、弊社でよく加工依頼をいただくアルミ材の種類と特徴をご紹介いたします。
興味がある方はぜひ参考までにご覧ください!

A1050・1070・1100


アルミ材の中で耐食性の最良純度、99.5%を誇るA1050(比重2.7)は、優れた導電性から送配電用の材料によく利用されています。
電気電導率としては銅よりやや劣るものの、銅の代わりに置き換えられることも増えており、アルミ純度99.7%以上のA1070(比重2.7)も導電材として活躍しています。
そのほかにA1050の生材であるA1050H-0(比重2.7)、純度99%以上のA1100などもよく加工依頼をいただいております。

A2017・A2024

2000番台のアルミは、Cu(銅)やMg(マグネシウム)を含んでおり、熱処理を加えることで高強度化するという特徴があります。
ジュラルミンと呼ばれているA2017(比重2.8)は自動車や機械の部品によく利用されており、ジュラルミンを超える強度を誇るA2024(比重2.8)は切削加工に優れ、ボルト材やスピンドルに利用されることが多いです。

そのほかのアルミ材

A1000〜2000番台のほかに、A5052(比重2.7)、A5056(比重2.6)、A6063(比重2.7)やA7075(比重2.8)の加工依頼も弊社では承っております。
溶接しやすいA5052は一般的な工作に、染色性がいいA5056は人目につきやすい場所の部品に使われており、A6063は複雑な断面形状の型材製作に適しているなど、本当にいいものをつくるにはそれぞれの特性をしっかりと把握することが重要です。

適したアルミ材をご提案いたします!


弊社でよく加工依頼をいただくアルミ材の種類と特徴について簡単にご紹介いたしましたが、参考になりましたでしょうか。
このようにアルミ材は非常に種類も多く、特徴をすべて理解するのは至難の技です。
アルミ材の加工は、ぜひ私どもにご依頼ください!
皆さまの求める製品にどのようなアルミ材が適しているのかをご提案し、高品質な製品をお届けします。
アルミ加工についてあまりご存じでないという方にも、わかりやすく施工内容などを解説いたしますので、いつでもお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。