コラム

column

1分でわかる!「TIG溶接」「半自動溶接」

こんにちは。
愛知県名古屋市に本社を構える二村工業所です。
当社では、アルミのパイプ曲げ加工や溶接加工をはじめ、プラスチック段ボール用のアルミフレームのカットなど、多彩なご要望に対応しております。
本記事をご覧の方の中には、「TIG溶接と半自動溶接の違いがよく分からない」とお感じの方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、それぞれの特徴や違いについてわかりやすくご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってください。

TIG溶接とは


TIG溶接は、「アーク溶接」に分類される手法のひとつです。
タングステン電極と母材との間に発生するアーク放電を利用して、金属を接合します。
この方法は、自動車や航空機、造船、建設など、さまざまな分野で採用されています。
特にアルミニウムなどの溶接が難しい金属でも、TIG溶接なら高精度で対応できる点が大きな利点です。
また、スパッタ(火花)が少なく、仕上がりも美しいため、安全性と仕上がりの両立を求められる現場に適しています。

半自動溶接とは

半自動溶接は、「トーチ」と呼ばれる加熱装置を用い、金属を加熱・溶融しながら接合する技術です。 この溶接方式の特徴は、溶加材(ワイヤー)が自動で供給される一方で、作業者の手によってトーチを動かす点にあります。 そのため、「半自動」と呼ばれています。 主に炭酸ガス(CO₂)を使用した「CO2溶接」や、アルゴンと炭酸ガスの混合ガスを用いる「MAG溶接」など、使用するシールドガスの種類によって呼び方が異なります。 生産性と作業性のバランスが良く、厚板の溶接や量産品にも適した手法です。

アルミ加工のご依頼は二村工業所へ


二村工業所では、アルミ素材を用いた加工・溶接を中心に、多岐にわたる製品の製作を承っております。
テーブルや椅子などのオフィス用什器、さらには車椅子のアタッチメント製作など、細部まで丁寧に対応しています。
すべての製品に対し、工程ごとに入念な検品を実施し、品質基準をクリアしたものだけを出荷しています。
品質と安全を徹底したものづくりをお届けいたしますので、アルミ加工や各種溶接のご依頼はぜひ当社までご相談ください
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。