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パイプ加工の基礎知識

こんにちは!愛知県高浜市に会社を構え、アルミ加工、金属加工などの製造に携わっております、株式会社二村工業所です。
建物には、さまざまな建築材料が使われており、各部材はそれぞれ用途にあわせて設計されています。
その中の一つであるパイプは、建物内外、地上や地下など、あらゆる場所に設置されているのです。
パイプは、現場ごとに材質や形状、強度を考慮することで、適切な材料を使用することが大切です。
今回は、パイプ加工の基礎知識をご紹介します。

パイプの種類と用途


パイプの種類は、鉄や非鉄金属の金属管、合成樹脂やコンクリート、ガラス陶器などの非金属管に分けられます。
また、パイプ加工に使用するものは、中が空洞で断面が円形や角型の形状でできている管です。
用途は、水などの液体やガスなどの気体が循環する際や、輸送機器、棚やラック、椅子や家具などのフレームがあります。
このように、パイプは産業機械・建設機械・船舶機械・医療機器・食品機器など、さまざまな分野でニーズがあるのです。

パイプ加工の3工程

一般的にパイプ加工は、直線の棒状パイプを「切断・曲げ・接合」の順に行います。
切断工程は、必要寸法にパイプを切断・溶断し、パイプ端部をさまざまな形状に成形します。
曲げ工程はパイプベンダー機で行いますが、断面形状や数量に応じて、加工機の選定を行い、製作する必要があるのです。
接合工程は、TIG溶接・MAG溶接機・ロウ付けなどを用いて、ニーズにあわせたパイプを接合します。

パイプリークテスト

パイプリークテストとは、でき上がったパイプの密閉性を確認するテストです。
テストの種類は「水没目視試験」「圧漏れ試験」「ヘリウムリークテスト」があります。
水没目視試験は、被検査物を水などの液体に浸し、目視で確認する試験です。
圧漏れ試験は、リークテスターを使って被検査物に加圧や減圧を行い、圧力変化による気体の漏れを測定する試験です。
ヘリウムリークテストは、被検査物にヘリウムガスを充填し、ヘリウムが漏れ出ていないかを確認します。

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弊社は高浜市を拠点に名古屋市や知多郡、愛知県内で施工を承っております。
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